
年収1億円になる人の習慣
山下 誠司
ダイヤモンド社 / 2018-08-23
この本について
仕事に向き合っていると、「もっと頑張りたい気持ちはあるのに、どこから立て直せばいいのか分からない」という瞬間がけっこうあります。忙しさで視野が狭くなるし、時間の使い方や人との関わり方も自己流のまま固まってしまう。でも、何かを変えたいと思ったときに、いきなり大きな行動はできないんですよね。 この本が効いてくるのは、その“最初の一歩”の具体度が異常に高いところです。例えば、早起きの話も精神論ではなく「朝の1時間が昼の4時間になる」という感覚レベルで示してくれるし、「量が質を生む」という現場目線の言葉も、机上の空論ではなく著者の美容室経営の実体験から出ています。さらに、人間関係でつまずいたときに「長所と短所を同じ数だけ書き出す」という地味だけど効く方法が書かれているのも、この本が意外とメンタル面にも強い理由だと思っています。 そして一番刺さるのは、「退路を断つ」という重めの言葉を、過度に美化せず、あくまで“覚悟をつくる習慣”として語っているところでした。何を捨てるかを決めるだけで、行動が変わり始める。これは僕自身、忙しさに逃げていた頃に効いた視点です。 自分の仕事の姿勢を、もう一度ていねいに組み直したいときに向いている本です。特に「行動量と時間の質を、現実的にどう上げるか」で迷っている人には、かなりしっくりくると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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