
社内政治力
芦屋広太
フォレスト出版 / 2018-10-01
この本について
社内で何かを動かそうとするとき、「正しいことを言っているはずなのに前に進まない…」みたいな詰まり方をよくします。自分の部署の都合だけ見て動いていたり、上司との距離感がつかめなかったり、関係者の反応を読み違えたり。仕事そのものより、周りとの調整に神経を削られる感じ、けっこうしんどいですよね。 『社内政治力』は、そういう“見えない摩擦”をどう扱うかを、具体的な行動レベルで示してくれる本でした。利害調整のステップのように「まず誰を押さえるか」が明確になると、無駄な衝突を避けられるし、上司との関係でも「価値のある情報を渡すと信頼が積み上がる」という視点を持つだけで、日々のやり取りの組み立て方が変わります。さらに、調整で行き詰まったときに真正面からぶつからず、会議体や周囲の賛同を使って状況を動かす“搦め手”の考え方は、正論だけではどうにもならない現場にかなり効きます。 個人的には、「利害対立は誰かが悪いから起きるわけではない」という一文に救われました。相手の反応を“敵意”ではなく“ミッションの違い”として見ると、必要以上に疲れなくなるんですよね。社内で孤軍奮闘しがちな人ほど、この視点は楽になります。 特に、プロジェクトを進めるたびに関係者調整で足踏みしてしまう人に刺さる一冊だと思います。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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