
簡単なのに驚きの効果 「部下ノート」がすべてを解決する
望月 禎彦 and 髙橋 恭介
この本について
部下と話していて、「なんで伝わらないんだろう…」とか「同じ指導をしてるのに、人によって結果が全然違うな…」みたいな小さなモヤモヤって、積み重なるとけっこうしんどいですよね。自分の伝え方が悪いのか、そもそも相性の問題なのか、判断がつかなくなるあの感じ、僕もよくあります。 この本が面白いのは、いきなり“解決策を押しつける”タイプではなく、まず「観察すること」に戻してくれるところです。ソーシャルスタイルで行動の傾向をざっくり掴んでおくと、部下の反応の理由が少し読みやすくなるし、ノートをつけながら日々の行動を振り返っていくと、「あれ、この前言ったことが伝わってないのはタイミングのせいかも」とか、「手順を忘れるのは性格じゃなくて単に教え方の問題だったかも」といった具体的な気づきが拾えるようになります。評価ではなく記録に徹する感じが性に合う人は多いはずです。 特に、全員を同じように指導してもうまくいかず、「個別対応が必要なのは分かるけど、どう見ればいいのか分からない」と悩んでいる人にはしっくりくると思います。劇的な変化を保証する本ではないけれど、日々の現場で迷っている人が、今日から少しだけ観察の解像度を上げられる。そのくらいの距離感がちょうどいい一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの48%が集中しています。
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