
会社を使い倒せ! (ShoPro Books)
小野直紀
小学館集英社プロダクション / 2018-12
この本について
仕事で新しいことを任されたり、アイデアが出なくて机の前で固まったり、「この挑戦ってどこまで続けるべきなんだろう…」とモヤっとすることってありますよね。僕も同じで、勢いだけでは突破できない場面ほど足が止まりがちです。 この本が面白いのは、「やるべき理由」よりも「どこでやめるか」という撤退基準に光を当てているところ。理想的な数字を置く前に、失敗した場合のリスクを全部書き出す。そうすると、変に勇気を盛らなくても腹が決まるんです。また、直感力を鍛えるためにあえて何回も寝起きをつくる話など、机上の空論ではなく、実践でしか得られない工夫がリアルで参考になります。 さらに、広告と建築という異質な領域を掛け合わせていくプロセスも、日々の仕事に置き換えやすい視点でした。自分の会社のスケールや常識に縛られず、「小さくてもやってみる」という態度の大事さが、具体的なシーンの中で描かれています。全力でやりきるときと、基準を決めて引くとき。その切り替えに悩んでいる人には特に刺さるはずです。 「会社をもっと上手に使いたいけど、がむしゃらになるだけじゃ空回りする」と感じている人にちょうどいい一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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