
子どもの気持ちがわかる本
イザベル・フィリオザ, 土居佳代子, and アヌーク・デュボワ
かんき出版 / 2019-03-11
この本について
子どもに向けて穏やかに接したいのに、忙しい時ほど「なんで言うこと聞いてくれないの…」とつい強く言ってしまうこと、ありますよね。あとで後悔するのに、同じことを繰り返してしまう。僕もずっとそのループにいました。 この本がすごいのは、「子どもがわざとやっているわけじゃない」という当たり前のようで実は知らなかった背景を、行動レベルで教えてくれるところです。たとえば、指示は一度にひとつで十分なこと。ストレスが強いと“やめる”のスイッチ自体が働かないこと。じっとできないのは意志の問題ではなく、脳が別の刺激を求めているだけかもしれないこと。読んでいるうちに、叱る前に子どもの状態を見るクセが自然とついてきました。 もうひとつ救われたのは、涙や怒りをぶつけられる相手であることは「特別な受け皿」だという視点です。いい親かどうかを試されているのではなく、ただ安心できるところに緊張を流しているだけ。そう思えるだけで、感情のぶつかり合いの場面が少しラクになりました。 完璧な親を目指して疲れ切っている人より、「今よりもう少しだけ穏やかに向き合いたい」と思っている人にこそしっくりくる本です。子どもの行動の“理由”がわかるだけで、こちらの余白が確実に増えます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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