
休養学―あなたを疲れから救う
片野 秀樹
東洋経済新報社 / 2025-08-29
この本について
最近、ちゃんと休んでいるつもりなのにずっとだるいまま…みたいな感覚をよく聞きます。自分もそうで、「寝れば回復するはずなのに、頭の重さだけ残る」という日が続きました。そんなときに読んだのが『休養学―あなたを疲れから救う』でした。休むこと自体に罪悪感があるタイプには、とくに静かに響く本だと思います。 印象的だったのは、ただ横になっても疲れは抜けるけれど、活力は戻らないという指摘です。負荷をあえて少しだけかけて、回復時に体力が底上げされる仕組みも、その説明を読むと妙に納得がいきます。また、オンライン化で移動の余白がなくなり、頭だけが疲れてしまう今の働き方には、従来型の「何もしない休み」だけでは追いつけないという点も、身に覚えがありすぎました。 この本が効くのは、休み方の引き出しが睡眠とだらだらだけになっていると感じる人です。軽い運動が疲労回復に効く理由や、タンパク質とビタミン・ミネラルの組み合わせが神経伝達物質にどうつながるのかなど、生活の中で試して実感できる話が多く、読み終わった翌日からちょっと動きたくなります。自分のペースで、自分の判断で休むことを許してくれる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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