
生まれたその日からの 本当の子育てバイブル 問題が起きてから対処法を学ぶより、問題が起きない子育てを学びましょう
岸本 尚子
この本について
子どもが言うことを聞かないとき、「なんで伝わらないんだろう」と自分の関わり方ばかり反省してしまうことがありますよね。イヤイヤ期は“成長の通過点”だと思い込んでいたけれど、本当はコミュニケーションのズレかもしれない……そう聞くと、途端に胸がざわつく。でも同時に、「じゃあ今からでも関係は変えられるのかも」と少しだけ希望が湧いたりします。 この本はまさにその“ズレ”の細部を丁寧にほぐしてくれます。例えば、子どもが嫌がったときに無理に説得しなくても、「したくないんだね」と受け止めるだけで状況が変わること。禁止ばかりではなく、「どうすればいいか」を先に伝えておく方が、子どもも大人も楽になること。そして、子どもに直してほしい行動ほど、次に同じシーンが来る前にそっと伝える方が、圧倒的にうまくいくこと。読んでいると、こちらの“反応の習慣”さえ変われば、子どもはちゃんとついてきてくれるんだと気づかされます。 さらに印象的だったのは、子どもが言えた小さな一言を大げさなくらい一緒に喜ぶことや、親自身が「ごめんね」「大丈夫?」の使い方を日常で見せる大切さ。結局のところ、子どもは言葉より“日々の態度”を丸ごと吸収していくんだなと実感します。 「叱る前に、そもそも何が起きているのかを知りたい」「関わり方をもっとラクにしたい」と感じている人には、静かに効いてくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの46%が集中しています。
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