
子どもの脳は食べ物で変わる
生田 哲
PHP研究所 / 2019-04-01
この本について
朝の子どもの様子を見ていて、「なんで今日はこんなに不機嫌なんだろう」とか、「集中できないのは性格の問題なのかな」と、理由がつかめないままモヤモヤすることってありますよね。うちも同じで、生活リズムのせいにする日もあれば、成長期だからかなと割り切ろうとする日もあって、結局よく分からないまま過ぎていきました。 この本が助かったのは、感情や集中力の波を“性格”で片づけずに、「何を食べているか」という観点を差し出してくれたところです。たとえば、血糖値が急に上下すると怒りっぽさや不安が出やすいこと。スローカーボを少しでも混ぜると安定しやすいこと。朝に食欲がない子には、一気に正解を求めず、イチゴ1個から始めていく…みたいな、現実的なステップが書かれているのもありがたかったです。親が同じものを食べることの影響も指摘されていて、「ああ、子どもだけ整えようとしても無理なんだな」と腑に落ちました。 さらに、砂糖や人工甘味料、トランス脂肪酸などが子どもの行動や思考にどう響くのかも解説されていて、ただ制限を促すのではなく、「なぜそうなるのか」を理解しながら選択できるようになります。完璧な食事を目指すというより、日々の小さな選択を少し変えるだけでも、子どもの心の波が変わる感覚がありました。 「子どもの気分の揺れや集中力の波に、理由が欲しい」と感じている人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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