
内臓脂肪がストンと落ちる食事術
江部 康二
ダイヤモンド社 / 2019-05-08
この本について
食事を気にしているつもりなのに、体が軽くならない感じってありますよね。自分も「脂質を控えればいい」と思い込んでいた時期があって、でも現実は全然変わらない。むしろ原因がよく分からないまま、なんとなく罪悪感だけが残る…そんなモヤモヤを抱えていました。 この本は、その「なんとなく」を丁寧に崩してくれます。たとえば、体脂肪は脂質ではなく糖質でつくられる構造の話や、メイラード反応のような“目に見えにくい糖化”の仕組みを知ると、日常の選択が少しずつ変わっていきます。赤ワインの糖質が少ない理由や、果物の量をどの程度にしておくとちょうどいいか、ヨーグルトは100gが適量、といった細かいラインが示されているのもありがたいところで、迷ったときの判断材料になります。 個人的には、イヌイットや縄文人の食生活の変化から、糖質が増えると何が起きるのかをたどる話がかなり腹落ちしました。糖質が必須ではないという指摘も含めて、極端な食事法を勧めるわけではなく、「どういう背景があって今の食習慣があるのか」を一度俯瞰できるのが、この本のいいところです。 今の食べ方にうっすら違和感があるけど、何をどこから変えればいいのか掴めない人に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
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