
職場の人間関係は自己肯定感が9割
工藤紀子
フォレスト出版 / 2019-11-22
この本について
職場で誰かの一言に必要以上にざわついたり、相手の顔色ばかり気にして疲れてしまうことってありますよね。相手が原因に見えて、じつは自分の中の小さな声がざわついているだけかもしれない……そう思えたのが、この本でした。 読者の方が保存していた抜粋を見ると、「嫌な相手が自分を苦しめているんじゃなくて、自分がその相手をどう見ているかが苦しさをつくっている」という気づきに刺さった人が多いように感じます。感情を切り離せないまま相手を判断していたり、セルフトークがずっと否定モードだったり。その積み重ねが人間関係をきつくしているんだと、実感をもって書かれていました。 この本が良かったのは、ただ考え方を変えようと言うのではなく、自分の好きなところを書き出すとか、結果と自分を切り離すとか、日常の小さな行動から自己肯定感をゆっくり育てていく流れが具体的だったところです。相手を変えなくても、自分との関係が整うと、勝手に職場の景色が変わる感覚がありました。 人からどう思われているか気にしすぎてしんどい人や、つい嫌な相手のペースに振り回されてしまう人には特に刺さると思います。完璧にならなくてよくて、まずは「ありのままの自分をそのまま扱う」ことからでいい。そんなやわらかい背中の押され方ができる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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