
新しい人間関係のルール
並木 良和
PHP研究所 / 2023-07-27
この本について
人間関係で疲れが溜まってくると、つい「相手がどう思うか」に意識が寄って、自分の声がどこか行方不明になることがあると思います。家族でも職場でも、気を遣いすぎたり、期待したり、逆に期待されている気がして苦しくなったり。僕自身も、気づくと相手に寄りかかってしまっていたり、自分の本音を押し込めていたりします。 この本が面白いのは、「相手をどうするか」より先に、「自分につながる」ことをかなり丁寧に扱っているところです。たとえば、誰かの一言が刺さったとき、それを“真実として受け取った自分”にまず目を向ける視点。あるいは、雑談や日常のコミュニケーションも、テクニックより先に“その瞬間の自分と一致しているか”で変わってくるという話。さらには、今目の前にいる人を、そのままの姿で受け止めることで、自分のエネルギーも整っていくという感覚。抽象に聞こえるかもしれませんが、実際に日常の場面に落とし込みやすい内容でした。 相手中心で動いてしまいがちな人、気づけば自分の気持ちが後回しになってしまう人には、特に刺さると思います。人間関係を「頑張って整えるもの」から「まず自分と向き合うことで自然に変わるもの」へと捉え直したいときに、そっと背中を押してくれる一冊でした。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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