
熱血会計士が教える 会社を潰す社長の財務!勘違い
古田土 満
日経BP / 2019-11-15
この本について
経営の数字って大事だと頭ではわかっているのに、いざ向き合うと「どこから手をつければいいのか…」と固まってしまうこと、ありませんか。社員の給料や自分の報酬の話になると急にモヤモヤしたり、利益を出すことにどこか後ろめたさがあったり。数字に触れるたびに、自分の感情のほうが揺れてしまう感覚です。 この本は、まさにその“感情の揺れ”まで含めて整理してくれました。例えば、社長だけが給料を隠したくなる背景や、賞与の位置づけ、内部留保を積む意味など、普段なんとなく避けていた論点を、生活レベルの感覚に落とし込みながら説明してくれます。減価償却や経常利益のような言葉も、実際の資金繰りの流れとセットで語られるので、自分の会社ならどう動くのかが自然と想像できました。数字に向き合うというより、「会社と社員をどう守るか」を数字を通して考え直すような感覚に近いです。 特に刺さったのは、利益を率ではなく“額”で捉える話や、社長の意思ひとつでB/Sを改善できるという視点。責任感が重いというより、やるべき場所がちゃんと見える安心感に変わりました。大げさな成功論ではなく、今日からひとつずつ改善できる感覚が残る本です。 会社の数字を見ると気持ちがザワつく人や、社員との距離感に迷っている社長さんには、とても相性がいいと思います。私自身、読み終えてから月次の見え方が静かに変わりました。
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多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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