
もしかして、適応障害? 会社で“壊れそう”と思ったら
森下 克也
CCCメディアハウス / 2019-11
この本について
「このまま働き続けて大丈夫なんだろうか」と思いながらも、休む決断ができないことってありますよね。自分の弱さなのか、ただの疲れなのか、判断できないまま毎日をやり過ごしてしまう感じ。僕も同じで、限界を超えてからようやく立ち止まったタイプです。 この本は、そんな曖昧な不調を“言葉にできる”ようにしてくれました。たとえば、ストレスの疲弊が“三分・三時間・三ヶ月・三年”という周期で現れるという話は、あの時期に何が起きていたのかを整理する助けになりましたし、「どうしよう思考」を「こうしよう思考」に変えるという考え方は、先が見えない不安に飲まれそうなときの小さな足場になりました。復職前の不安がピークになる理由や、動けるようになった途端に頑張りすぎてしまう心理にも触れられていて、現実に起きやすい“落とし穴”をやさしく説明してくれます。 個人的には、休む期間を罪悪感で埋めるのではなく、“人としての感受性を取り戻す時間”として扱っていいという視点が、かなり救いになりました。無理やり前向きになれと言われる本ではなく、生活習慣や筋力の回復といった地に足のついた視点が多いのも読みやすかったです。 仕事のことを考えるだけで胸がざわつく人、復職や転職の判断で止まっている人には、特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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