
仕事のモヤモヤに効くキャリアブレイクという選択肢 次決めずに辞めてもうまくいく人生戦略 (角川書店単行本)
北野 貴大
この本について
仕事がしんどいときって、「このまま続けていいのか」「決める体力が残っていない」と感じる瞬間がありますよね。僕も同じで、気づけば他人の価値観の中で動いてしまい、自分の感性がどこか奥に押し込まれていた時期がありました。そんなときに手に取ったのがこの本でした。 この本が面白いのは、キャリアブレイクを“逃げ”としてではなく、「自分の感性を取り戻すための時間」として描いているところです。立ち止まることで、在職中には考えられなかった小さな願望がふっと浮かんできたり、思いがけない偶然が転機になったりする。実際に休職や退職をきっかけに、自分の手綱を握り直していった人の話が多く出てきて、そのリアルさが妙に心に刺さりました。また、「仕事は仕事内容だけでなく一緒に働きたい人を探す旅でもある」という視点は、焦りがちな時期ほど効く言葉だと思います。 決して派手な成功談ではなく、「気力が落ちたときにどう生き直すか」という、誰にでも起こり得るテーマがていねいに扱われています。次を決めないことへの怖さや、休むことへの後ろめたさを抱えたままでも読めるし、むしろその状態のときに効く本です。 特に、今の仕事にモヤモヤしながらも、無理に次の正解を決めにいく気力がない人に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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