
学校では絶対に教えてもらえない超ディープな算数の教科書
難波 博之
SBクリエイティブ / 2020-03-17
この本について
数学って、わかったつもりで進んでいたところが急に曖昧になる瞬間がありませんか。わり算のイメージだけで説明できない場面や、「なんでここでこの計算を始めるの?」みたいな謎のステップに置いていかれる感覚。仕事でもそうですが、表面だけ理解して走っていると、どこかで足元が崩れるような不安がつきまといます。 この本は、そのモヤモヤをほどくときにちょうどいい距離感なんですよね。「割り算はかけ算の逆演算」「ルールと事実は別物」という当たり前に見える話を、図形や分数の具体例でじっくり見せてくれる。ケーキのイメージに頼りすぎると危ない理由や、「天下り的な証明」がなぜ起こるのかなど、ふだんスルーしてきた“数学の裏側”を地に足ついた形で説明してくれます。読むと、急に賢くなったというより、土台が固まった感じが残ります。 特に、仕事でも「説明するときの根拠が弱い気がする」と感じる人には刺さると思います。感覚だけで進めるのではなく、どう考えれば迷わずに済むのか、その手がかりとしてすごく実用的でした。数学が得意じゃなくても、「なんでそうなるのか」をちゃんと知りたかったタイプの人には、かなりしっくりくるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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