
子どもの自己効力感を育む本
松村 亜里
WAVE出版 / 2020-03-14
この本について
子どもの気持ちに寄り添いたいつもりなのに、つい「こうすればいいのに」と口を挟んでしまう。失敗した姿を見ると不安が先に立つし、褒め方ひとつ取ってもこれでいいのか迷う。僕もずっと同じことでつまずいてきました。 この本を読んでなるほどと思ったのは、子どもを変える前に「言葉の向け方」を少し調整するだけで、親子の空気がすっと柔らかくなる瞬間が生まれることでした。例えば、失敗に対して先に共感を示すこと。すると子どもは気持ちを否定されない安心感を持ち、自分で次の一歩を考え始めます。また、「能力」を褒めるのではなく、気持ちやプロセスに目を向けることで「やってみよう」という感覚が育つ、というのも実感として腑に落ちました。そして、選択肢を渡して自分で決めてもらうことは、コントロールされた感じを薄め、子どもがもともと持っている内側の力を取り戻す助けになるんだと気づかされました。 親が完璧である必要はないけれど、子どもの中にすでにある「やってみよう」を邪魔しない言葉を選べれば、お互いに少し楽になれる。本書はそんな視点をくれる一冊でした。子どもとの向き合い方にずっと迷ってきた人ほど、静かに効いてくると思います。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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