
誰でもできる読書家入門: 読書嫌いだった作家が送る過去の自分に伝えたい初心者向け読書術
三浦 優樹
この本について
読書を続けたい気持ちはあるのに、眠いままページをめくって内容が頭に残らなかったり、本屋に行ってもどれを選べばいいか分からず立ち尽くしてしまったり。読書習慣をつくるって、思っている以上に「気合い」ではどうにもならない部分がありますよね。僕もずっとそこでつまずいていました。 この本が面白いのは、読書を“根性論”ではなく、もっと現実的な行動から組み直してくれるところです。たとえば「眠いなら読まないで寝たほうがいい」という、読書術本ではあまり聞かない正直な指摘がまず刺さります。そして、本屋との距離のつくり方も具体的で、待ち合わせの30分前に到着して棚を眺めるだけでも、読書との距離が自然と近づくという話には、肩の力がすとんと抜けました。さらに、最初の数ページで興味が湧かない本は無理に読まなくていいという姿勢も、読書家を目指す初心者ほど救われると思います。 読んでいて感じたのは、「読まなきゃ」から「読める環境を整える」に視点が切り替わっていく感覚でした。冊数よりも読書に向き合う時間を重視する考え方も、焦りがちな人にはかなり効くはずです。自分に合う本を選ぶこと、自分のペースで読める状態を整えること。そのあたりの感覚をまだ掴めていない人にとっては、ちょうどいい伴走役になります。 「読書を始めたいけど、何から崩したらいいか分からない」という人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
読書の順序
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