
ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる
小竹 貴子
日経BP / 2020-05-29
この本について
料理って、気合を入れた日はそこそこ形になるのに、平日の疲れた夜だと急に「どうすればいいんだっけ…?」となることが多くないでしょうか。私もレシピを見れば作れるのに、毎日の料理となると判断に迷ってしまうことばかりでした。分量も火加減も、その都度検索しては時間が溶けていく感じ。もっと“考えなくていい”状態にしたいのに、なかなか型が持てないんですよね。 この本がありがたかったのは、「丸暗記=負担」ではなく、「丸暗記=迷いを減らす道具」として扱ってくれているところです。たとえば、根菜はまずオイルを吸わせるとか、焼き物は火が通ってから調味料を入れるとか、魚は塩を振って10分置くとか。小さな決め事があるだけで、平日の料理がぐっとラクになります。ドレッシングもオイル1:酢1が基本で、甘みは小さじ1以内にすると壊れない。こういう“最低限覚えておけば暴れないルール”がまとまっているのが助かりました。しかも、りんごと大根、柿とカブみたいな組み合わせ例や、刺身をサラダに入れる時は果汁を使うなど、現実の食卓でそのまま使える工夫が多いのもありがたいところでした。 「料理は嫌いじゃないのに、毎日はしんどい」「レシピ検索から卒業したい」という人には特に刺さると思います。大げさに腕が上がるというより、“迷わない日が増える”本です。
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