
すぐやる人の「やらないこと」リスト
塚本亮
河出書房新社 / 2020-03-13
この本について
「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と思っているのに、いざ机に向かうと手が止まる日があります。考えている時間のほうが長くて、気づけば頭の中がごちゃついて、何が大事なのかすらわからなくなる。僕もずっとこのループにはまっていました。 この本が効いたのは、まず“頭の中だけで考える”前提を手放せたことです。やることを書き出してみると、実はやらなくていいことが半分近くある。すぐやる力よりも、「これは本当にやるべきか?」を問い直すほうが大事だと腑に落ちました。さらに、相手の気持ちを深読みしすぎて動けなくなる癖についても、コントロールできるのは自分の行動だけだと割り切ることで、必要な連絡を淡々と入れられるようになりました。期待して待つより、条件を決めて先に手を打つほうが心の消耗が少ないのも実感しました。 もう一つ大きかったのは、“全部に全力”をやめるという視点です。メッシの例のように、勝負どころにギアを入れる生き方は、仕事の優先順位にもそのまま使えました。ずっと走り続けなくてもいい。むしろ緩急をつけたほうが、判断も行動もぶれにくくなると感じています。 頭の中が常にざわついている人、やる前から気疲れしてしまう人には、静かに効いてくる一冊だと思います。
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