
超ミニマル主義
四角 大輔
ダイヤモンド社 / 2022-09-13
この本について
気づけば毎日、いろんなことを“同時進行”してしまって、気力だけが削れていく。仕事に向かいたいのに、スマホを開いた瞬間に流されて、気づけば1時間消えている。頭ではわかっているのにやめられない。その感覚、すごくよくわかります。 『超ミニマル主義』は、「もっと頑張る」ではなく、「背負っている重さをひとつずつ下ろす」方向から立て直していく本でした。不得意を手放して、シングルタスクに戻るだけで、思った以上に体と頭が軽くなる。午後に“人と会う仕事”を入れて眠気を回避するとか、デスクにお気に入りを一点だけ置いてノイズを減らすとか、現実の1日の過ごし方が変わるレベルの工夫が続きます。とくに「自分への期待を手放す」という話は、妙に胸に刺さりました。がんばらなきゃと背負い込みすぎていた時期ほど、身に覚えがあります。 この本の良いところは、ミニマル主義と聞いて想像する“ストイックな片づけ”ではなく、働き方・集中力・決断の癖みたいな部分にまで踏み込んでいるところです。タスクを減らす話なのに、どこか気持ちが軽くなる。頑張りすぎて疲れた人、情報に振り回されている感じがする人には、静かに効く本だと思います。 「やりたいことがあるのに、日々の雑音で前に進めない人」に、とくに届くはずです。
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