池上彰の世界の見方 インド~混沌と発展のはざまで~

池上彰の世界の見方 インド~混沌と発展のはざまで~

池上彰

累計読者数7
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star総合評価 53/100
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この本について

異文化のニュースを見ても、背景がつかめずに「なんでこうなるんだろう…」と立ち止まることが多い人は、きっと僕と同じタイプだと思います。インドもその代表で、人口が多くてITが強い、でも社会問題も複雑で、ひとことで語れない。興味はあるのに、断片的な知識のまま理解が止まってしまうんですよね。 この本は、そういう“つながらない情報”をゆっくり結び直してくれる感じがあります。たとえば、カースト制度が宗教だけでなくジャーティという生業集団と重なって現在の形になった話や、女児の堕胎が持参金の慣行と結びついている現実は、数字よりも生活の匂いがあって腹落ちしやすいです。ゼロの発見から始まる数学の話が、なぜ今のIT産業の強さにつながるのかも、点と点が線になるように見えてきます。さらに、宗教の多様さやガンジス川での沐浴の意味、インド憲法が“カーストを前提にしつつ差別だけを禁じている”という複雑な立ち位置まで、抽象ではなく具体で理解できるのが助かります。 自分の「わかったつもり」をいったん手放して、世界をもう少し地面の高さで見直したい人に刺さる本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「毘沙門天や帝釈天、元はヒンドゥー教の神」「インドとパキスタンは敵対関係。インドの核保有を知り、パキスタンも開発した」「IT産業が盛んなのは、カースト制と無縁なため」など、インドの実情を徹底解説!
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