
起業大全――スタートアップを科学する9つのフレームワーク
田所 雅之
この本について
起業や新規事業に関わっていると、「この方向で本当に合ってるのか?」とか、「自分だけ空回りしてないか?」みたいな不安がずっと残りますよね。ミッションや戦略を書いてみても、結局チームがバラバラに動いてしまう感じがして、何が正解なのか掴みにくいまま時間だけが過ぎていく。僕もそこにずっとモヤモヤしていました。 『起業大全』が刺さるのは、こうした抽象的な悩みを、地に足のついた「行動レベル」まで落とせるところです。たとえば、まず経営陣がMVVを言語化しないと、組織は気づかないうちに逆方向へ進むという指摘。これは抜粋にもあった部分で、読者が保存したのも納得です。さらに、戦略性と泥臭さの両立という話も印象的で、単なる根性論ではなく、「自分たちにとってのコリソン・インストールは何か?」と考えられるようになる。PMF前後で必要な視点がガラッと変わることも丁寧に整理されていて、自分の立ち位置を確認しやすいです。 特に、チームを率いる立場になり始めた人、あるいは一人で事業を育てていて「経営者視点って何だ?」と戸惑っている人には、かなり実用的に効きます。大きなスローガンではなく、実際に何から考え直せばいいかが見えるので、次の一歩が少し軽くなるタイプの本です。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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