
なぜモチベーションが上がらないのか (SB新書)
児玉 光雄
SBクリエイティブ / 2006-03-15
この本について
仕事に向かう気持ちが急にしぼんだり、やることは分かっているのに身体がついてこなかったり、そんな日が続くと「自分は根性が足りないだけなのか」と落ち込みがちです。僕もよく同じところでつまずくのですが、この本を読んでみると、モチベーションって気合いの問題ではなく、意外と周りの環境や考え方のクセに左右されているだけなんだと少し肩の力が抜けました。 たとえば、完璧主義で最後の2割が気になりすぎて前に進めなくなる感じや、指示を待ってしまうことで自分のやりたいことが埋もれてしまう感じ。そういう「いつものパターン」に気づけると、行動のハードルが一段下がります。やる気ホルモンの話も出てきますが、科学的な説明よりも、自分の行動をどう調整するかという現実的な視点が中心で、気負わず読めました。 個人的にいちばん効いたのは、「暴れすぎくらいがちょうどいい」という視点です。周りに迷惑をかけないように、波風立てないようにと動いていると、自分のやりたいことがどんどん後回しになり、結果的に消耗する。その連鎖を止めるために、小さく主張することから始めるのがいいのかもしれません。 自分のモチベーションの“詰まりどころ”を言語化したい人に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
読書の順序
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