
感情ことば選び辞典
学研辞典編集部
学研プラス / 2017-07-06
この本について
最近、自分の気持ちをうまく言えないまま話が終わってしまうことが増えました。モヤッとしてるのに、言葉にするとどこか違う。相手に伝わらなかったり、逆に強く聞こえてしまったりして、「本当はこうじゃないんだけどな…」と後から反省することが多かったんです。 そんなときに助けられたのが『感情ことば選び辞典』でした。読者の方が保存していた抜粋を見ても、「危惧」「憂慮」「杞憂」「無神経」「不躾」など、ニュアンスの近い言葉をどう選ぶかに、みんな同じように悩んでいるのが伝わります。自分の不安が「懸念」なのか「寒心」なのか、相手への違和感が「無神経」なのか「横柄」なのか。こうやって細かい粒度で探していくと、気持ちが妙にしっくり整理されるんですよね。 もうひとつ、この本のいいところは、状況の描写に使える言葉が豊富なことです。「楚々とした」「精悍」「妖美」「珍妙」など、普段自分の語彙にはない言葉に触れると、心の中の“曖昧な映像”が急に輪郭を持ち始めます。言いえて妙な表現に出会えると、それだけで思考が一段階クリアになる感覚があります。 大げさに人生が変わる本ではないけれど、言葉が足りなくてモヤつきやすい人には静かに効いてきます。自分の気持ちをもう少し丁寧に扱いたい人に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの61%が集中しています。
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