
最強メンタルをつくる前頭葉トレーニング
茂木 健一郎
PHP研究所 / 2020-11-19
この本について
仕事でも日常でも、ちょっとしたことで心がザワついたり、「また同じことで落ち込んでるな…」と自己嫌悪になることってありますよね。僕もつい反応しすぎたり、昔の失敗パターンで物事を決めつけたりして、「前に進めてない感」に悩むことがよくあります。 茂木健一郎さんの『最強メンタルをつくる前頭葉トレーニング』は、そういうモヤモヤに“気合い”ではなく“脳の使い方”からアプローチしてくれる本でした。特に刺さったのは、まず「スルー力」。すべてに反応しようとすると前頭葉の負荷が上がって、余裕がなくなる。だからこそ、今ここにある事象や感情をそのまま受け止めつつ、必要以上に抱えない視点が効いてくるんだな、と腑に落ちました。 もう一つは「マイルールに縛られすぎないこと」。経験が多いほど有利な場面がある一方で、それが思考の邪魔にもなる。あえて少し高めのハードルを設定したり、アウトプットを先にして思考を動かしたりすることで、前頭葉の回路が活性化していく感じがありました。気分転換中にアイデアが降ってくるのも、この前頭葉の柔軟さが関係しているそうです。 「自分はこういうタイプだから仕方ない」と思い込みがちな人ほど、この本の視点は効くと思います。劇的に性格が変わるわけではないけれど、日々の小さな選択や反応の仕方が変わる。その積み重ねで、気持ちの余裕はちゃんと作れるんだと実感させてくれます。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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