
面白法人カヤック社長日記 2015年-2020年愛蔵版
柳澤大輔
この本について
仕事でチームをまとめる時や、数字の意味を腹落ちさせたい時って、妙にモヤモヤする瞬間があります。目標は立てるけれど、そもそも売上や利益をなぜ追うのか、自分の中で腑に落ちていないまま動いてしまう。さらに、心がざわついたまま判断して後から後悔することもある。読者が保存した抜粋を見ると、まさにそのあたりの「言語化できない違和感」に反応している気がします。 『面白法人カヤック社長日記』は、経営者の日記というより、“現場で迷っている大人の記録”に近いです。指標があることでチームがまとまる理由や、理念をどう共有していくかといった話が、きれいごとではなく実感の伴った温度で書かれています。上場によって「未来に約束し続ける」負荷が増える描写も、数字の裏にある人間のストレスをそのまま見せてくれるので、目標管理がただの作業に感じてしまう時の視界が少しひらけるはずです。 一番良いのは、理念を社員一人ひとりが自分の言葉で解釈し、それを外に出していく流れが紹介されているところで、「チームがどうやって同じ方向を向いていくのか」が具体的にイメージしやすくなる点。組織で働きながら、自分の役割や数字との距離感に迷いがある人に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
読書の順序
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