
新・箇条書き思考
菅原 大介
この本について
仕事で文章を書くたびに、「結局なにを伝えたいのか自分でも分からなくなる」ことがよくあります。情報は多いのに、相手の反応がいまいちだったり、せっかく時間をかけた資料がスルッと流されてしまったり。伝える力って、努力の割に成果が見えづらくて、地味にしんどいところですよね。 この本を読んで少し視界が開けたのは、箇条書きそのものではなく、その裏側の“思考の組み立て方”に意識が向いたことでした。見た目を整える書き方ではなく、「相手が行動したくなる中身」をつくることが目的。そのために、実態をきちんと表す情報と、相手が納得できる論拠をセットで置く。この2つを丁寧に扱うだけで、報告文もチャットも、伝わる密度がかなり変わります。また、目次やキャプションなど身近な例を使いながら、「どこを見れば良い文が作れるのか」が分かるのも助かりました。 特に役に立ったのは、流し読みされがちな文章ほど“物語性”や“時の情報”を入れることで、読み手の中に自分事として残る、という指摘。抽象を削って、相手の目線に寄せて具体を置くという、小さな作法が実務に直結します。 文章に自信はないけど、仕事で伝える量は増える一方…という人には、ちょうどいい気づきをくれる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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