
仕事を教えることになったら読む本
濱田 秀彦
アルク / 2021-04-22
この本について
新人に何かを教えるたびに、「これって教え方、合ってるんだろうか…」と不安になることがあります。知識を伝えても定着しない、やってみせても動きがぎこちない、そもそも聞く姿勢になっていない…。相手が悪いわけでも自分がダメなわけでもないのに、どこを直せばいいのか分からないまま時間だけ過ぎる、あの感じです。 この本は、そのモヤモヤを「どこでつまずいているか」を具体的に見える形にしてくれます。特に、知識・技術・意識のどれが不足しているのかをまず見極めて、ティーチング・トレーニング・コーチングを使い分ける、という考え方がとても現実的でした。私も人に説明するとき、一方的に話しすぎていたのですが、「目を見て、ゆっくり、間を取って」「問いかけながら進める」というだけで相手の反応が変わることを実感しました。また、アドバイスを素直に受け取られない相手には、あえて先に考えさせる余白をつくるという提案も、実務でかなり助かりました。 指導計画の立て方や、自分以外のリソースを組み込む視点も、教える側が一人で抱え込みすぎないための救いになります。丁寧だけど過剰に理想を押しつけない内容なので、「教えるのが苦手」と感じている人ほど肩の力が抜ける本です。 特に、部下や後輩との関わり方をもう少しうまくしたいけれど、何から直せばいいのか分からない人に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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