
ドイツではそんなに働かない (角川新書)
隅田 貫
KADOKAWA / 2021-05-10
この本について
仕事のことでモヤモヤするときって、「自分の努力が空回りしている気がする」とか「何のためにこんな忙しさを抱えているんだろう」とか、理由は色々ありますよね。私も同じで、働き方をどう整えるかはずっと悩みっぱなしでした。そんなときに読んだ一冊が、ドイツの働き方を通して“別の視点”をくれました。 この本が面白いのは、「頑張り方を変える」という話がすごく具体的なことです。たとえば、サービス残業は実質的に給料を払っているのと同じだという考え方や、「今日決めて明日動く」というテンポの作り方。さらに、毎日3つだけやるリストをつくるシンプルな習慣が、生産性の底上げになるという感覚にも救われました。行動レベルで“何を削ぎ落とせばいいか”が見えてくる感じがあります。 もう一つ刺さったのは、同調ではなく協調を選ぶという姿勢です。人に合わせすぎるから疲れるという実感がある方は多いと思いますが、ドイツでは「人は人、自分は自分」という意識が前提にあって、そのうえで協力し合う。ここが変わるだけで、仕事の人間関係のしんどさが少し軽くなる気がしました。 職場に振り回されがちな人や、忙しいのに成果が伸びないと感じている人に届く本だと思います。自分の時間を取り戻すヒントを、肩肘張らずに拾える一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
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