
BCGが読む経営の論点2022
ボストン コンサルティング グループ
日経BP / 2021-11-26
この本について
最近、仕事の方針を立てようとしても「そもそも今の変化って一時的なのか、流れそのものが変わっているのか」が判別できなくて、ふわっとした不安だけが残ることがありませんか。リモートワークも地政学リスクもサステナビリティも、とりあえず追ってはいるけれど、自分の判断軸がどこにあるのか定まらないまま時間だけが過ぎていくような感覚です。 この本を読んで感じたのは、何かの正解を示すというより、「変化をどう捉えればいいのか」という視点そのものが整っていく感覚でした。例えば、コロナ禍で起きたことを“例外”ではなく“構造変化の加速”として見ると、なぜ企業がここまでパーパスだのレジリエンスだのと言い始めたのか腑に落ちます。また、将来を当てにいくのではなく、「起きたときにどう動くか」を前提にシナリオを持っておく、という発想も、日々の意思決定にそのまま持ち込める実践的な視点でした。さらに、業界をまたいで変化を見ることで、自社の動きがどこに位置づくのかが見えやすくなる感じもあります。 あれこれ情報を集めているのに判断の軸がぶれる人、あるいは自分の仕事を“今の世界の流れ”の中に置いて考えたい人には、しっくりくる一冊だと思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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