
BCGが読む 経営の論点2018 (日本経済新聞出版)
ボストンコンサルティンググループ
日経BP / 2017-11-22
この本について
仕事の現場で、「判断がふわっとしている気がする」「議論が場当たり的になってしまう」と感じることが増えていませんか。自分なりにニュースも追っているのに、世界の変化をどう自分の意思決定に落とすかになると途端に手が止まる…僕自身、ずっとこのモヤモヤを抱えていました。 この本が面白いのは、抽象的な経営論ではなく、人口構造・AI・サプライチェーンなどの“動き始めている前提条件”を淡々と示してくれるところです。少子高齢化が日本だけの特殊事情ではないこと、AIは万能ではなく「特定用途に限る」技術であること、組織変革はマインドよりコンテクストが先に変わること…。一見バラバラの論点に見えますが、読み進めると「自分の会社や職場に当てはめると何がズレているのか」がだんだん輪郭を持ってきます。 特に、取り組みを始める前にBefore/Afterを測る仕組みを作らないと成果が見えなくなる、という指摘は、自分の仕事の反省点そのままでした。やみくもに動くより、前提の構造を理解してから着手したほうが結果的に早い、という感覚に近いです。 目の前の業務に追われつつも、「いま起きている変化をもう少し構造的に捉えたい」と思っている人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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