
「質問」だけですべてをプラスに変えていくフィードフォワード全技術(Kindle FDBシリーズ)
久野和禎
この本について
仕事の話をしていると、気づけば「反省会」みたいな空気になってしまうこと、ありませんか。悪気はないのに、相手の過去を聞き出す流れになって、どちらも元気がなくなるやつです。僕もよくやってしまって、「なんでこんなに重くなるんだろう」とずっとモヤモヤしていました。 この本を読んで救われたのは、コミュニケーションの重さって、内容よりも“時間の向き”に左右されるんだと腑に落ちたところです。過去に寄るほど脳がストレス状態になり、前に進むための発想が出づらくなる。逆に「これからどうしたい?」と未来に意識を向けてもらうだけで、相手のエネルギーが戻ってくるという説明は、実際の会話を思い出すと妙に納得できました。 しかも、特別なスキルは要らなくて、「最近どうですか?」で場をほぐしてから、未来に目線を向ける質問を挟むだけでいい。相手のゴールを決めつけない姿勢も含めて、無理のないやり方なのがありがたいところです。 僕自身、部下や後輩との面談で、つい状況確認から深掘りしすぎて相手を疲れさせていたんだと反省しました。未来に話題をそっと移すだけで、相手の表情が変わるシーンをこの本のあとに何度か体験して、「ああ、この感覚か」とようやくつかめてきました。 「話を聞きたいのに、なぜか相手を追い詰めてしまう気がする…」と感じている人にはかなり刺さると思います。コミュニケーションを軽くしてくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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