
動き出すデータドリブン組織のつくりかた Tableau Blueprintに学ぶ実践的アプローチ
山﨑淳一朗、徳谷有三、荒木和也、福田恭幸、木村雄基、鷹雄健、小野甫
この本について
データ活用の話になると、「どこから手をつければいいのか」がいつも曖昧なまま動き出せないこと、ありませんか。BIツールも使っているし分析もしているつもりなのに、業務が本当に良くなっている実感が薄い。自分の組織が“データドリブン”に近づいているのかさえよくわからない。自分もずっとそのモヤモヤを抱えていました。 この本が効いたのは、データではなく“成果や課題”から出発するという当たり前だけど抜けがちな視点を、具体的なシーンで示してくれたところです。例えば、FAQが不足していたチャットボットにデータを当てながら改善するといった、現場レベルの小さな成功の積み上げ方。あるいは、5W1Hを軸に「まずどの切り口でデータを見るべきか」を習慣として定着させる話。さらに、DACIモデルで役割を切り分けることで、分析の混乱をなくす実務的なやり方も腹落ちしました。どれも“組織を動かすときの実装の壁”に踏み込んでいるのがありがたいです。 派手な理想論ではなく、「まず3カ月で成果を出すには何を選ぶか」「効率化から始めるのがなぜ現実的か」といった、日々の現場でそのまま使える考え方が多いので、データ活用が机上の空論で止まりがちな人ほど刺さると思います。自分と同じように、仕事の中でデータをどう活かすか悩んでいる人には、地に足のついた一冊でした。
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