
わかりあえない他者と生きる 差異と分断を乗り越える哲学 (PHP新書)
マルクス・ガブリエル, 大野 和基, and 月谷 真紀
PHP研究所 / 2022-03-15
この本について
人と話していて、「同じ言葉を使っているのに、まったく届いていない気がする」と感じることが増えてきました。価値観の違いと言ってしまえばそれまでですが、距離の取り方も、正しさの基準も、人によってバラバラで、どう関わればいいのか分からなくなる瞬間があります。私も仕事でも日常でも、ここでよくつまずきます。 この本が助けてくれたのは、「わかりあえなさ」を無理に埋めようとしなくていい、という視点でした。単一の現実は存在しない、と割り切ることで、相手の考えを“直そう”とする癖が少し弱まりますし、違うまま関係を結ぶ発想に切り替えられました。もう一つ大きかったのは、尊厳という軸を持つと会話の迷子になりにくいこと。相手を利用しない、境界を侵さないという最低限の線があるだけで、意見の違いがあっても落ち着いて話せます。そして、実際に会って話すことの重さについての部分は、オンライン中心の生活に慣れていた自分には耳が痛いけれど、確かにその通りだと思わされました。 「他者とどう距離を取ればいいのか、いつも感覚が揺れる」という人には、とても静かに効く本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
対話のレッスン 日本人のためのコミュニケーション術 (講談社学術文庫)
平田オリザ

出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと (河出文庫)
花田菜々子

傾聴力を【敬聴力】へ!!: 言わなきゃ分からん! でも 言っても分からん?
西元康浩

自己肯定感、持っていますか? あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法 大和出版
水島 広子

話が通じない相手と話をする方法
ピーター・ボゴジアン, ジェームズ・リンゼイ, 藤井翔太, and 遠藤進平
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要