
超文系人間のための 統計学トレーニング 「数字を読む力」が身につく25問 (PHPビジネス新書)
斎藤 広達
PHP研究所 / 2022-03-15
この本について
仕事で数字を前にすると、急に思考が止まることがありませんか。アイデアはあるのに「どれが正しいのか」が判断できず、最終的に勘や勢いで決めてしまう。でもそれが続くと、失敗したときに理由がつかめず、また同じ迷いに戻ってしまうんですよね。僕もずっとそのループにいました。 この本が助かったのは、統計を“勉強として覚える”のではなく、“判断の土台にする”ところまで落とし込んでくれる点です。たとえば、悲観的になりそうなときに仮でいいから確率を置いてみる、という話。そうするだけで、目の前の選択肢が「ただのカン」から「どれくらいの確率で転ぶのか見通せるもの」に変わります。ファネルの考え方も、実際の営業やマーケの場面にすぐ持ち込める形で説明されていて、数字が苦手でも無理なく使える感覚がつかめます。さらに、未来予測は“当てる”ことではなく“どんな未来でも動けるようにする”ことだ、という視点もかなり救われました。 大げさな成功論ではなく、日常の判断を少しずつクリアにしてくれるタイプの本です。数字を見ると固まる人、でも本当はもう少し理性的に決めたい人にはちょうどいいと思います。僕と同じように「数字に向き合いたいけど、どこから始めればいいかわからない」という人には特に刺さるはずです。
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