
私という植物を育てることに決めた
キム・ウンジュ, ウォリー・ラインズ, and 小笠原藤子
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2022-04-25
この本について
最近、ちょっとしたことで心がざわついたり、夜になると考え事が止まらなくなったり、自分でも扱いづらい自分にため息が出ることがあります。人の言葉にふらついたり、期待ばかりが重くのしかかってきたり、なんでこんなに難しく考えるんだろう…と落ち込む瞬間もありますよね。僕も同じで、そういう日はだいたい部屋も気持ちも散らかっています。 『私という植物を育てることに決めた』は、そんな“自分との距離感を測りかねているとき”にそっと横に座ってくれる本です。自分を責める前に「こういうふうに感じられる自分も悪くないかも」と思える視点をくれたり、夜に襲ってくる重たい感情との付き合い方をやわらかく教えてくれたり、気分が沈んだときにまず整えるべき“身の回りと心のつながり”を思い出させてくれます。特に、細やかすぎる性格を欠点ではなく可能性として扱ってくれるところが、この本の優しいところだと思います。 大げさに人生を変える…というより、ふらついたときに自分の中心へ戻る小さな道しるべを置いてくれる感覚に近いです。持てないものは無理に持たなくていいとか、誰かの言葉を捨ててもいいとか、そういう現実的なラインで救われる人は多いはずです。 「自分を理解したいのに、どう向き合えばいいのかわからない人」に静かに効いてくる本です。
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