
心のモヤモヤを書いて消す マインドフルネス・ノート
木蔵シャフェ君子 and 荻野淳也
日本能率協会マネジメントセンター / 2022-03-29
この本について
仕事でも日常でも、頭の中がざわざわしている日はどうしてもありますよね。止まりたいのに止まれなかったり、悩んではいけない気がして余計に焦ったり。僕もそういう時期が続いたことがあって、「悩まない自分」を目指すほど苦しくなるタイプでした。 この本が教えてくれたのは、悩みを消すことより先に「安心して悩める自分」をつくることでした。自己肯定感が上下するのは普通のことで、それを無理に一定に保とうとするほど苦しくなる。そこを一度受け入れてしまうだけで、心の余白みたいなものが生まれます。それから、1日の終わりに小さな幸せを書き足したり、「今日はこれができたらよし」と決めたり、自分のペースを取り戻すための具体的な行動がいくつも紹介されています。やってみると、思っていたよりも静かに効いてくる感じがありました。 個人的にしっくりきたのは、「完璧を手放してベストを尽くすだけでOK」という視点です。肩に入っていた力が少し抜けて、立ち止まることに罪悪感を持たなくなりました。日常を新しい目で見る感覚も取り戻せて、忙しさに押し流されていた時間にちょっとした余白が戻ってきます。 同じように「頑張り続けるしかない」と思い込んでしまう人には静かに刺さる本だと思います。悩みながらでも前に進みたい時に、そばに置いておくと頼れる一冊でした。
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