
かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方
時田ひさ子
この本について
最近、「やりたいこと探し」に疲れてしまった、と感じる人とよく話します。調べ始めると止まらなくなったり、思いついた瞬間に今までのことを全部やめたくなったり、夕方になると「今日も何もできなかった」と落ち込んだり。頭ではもっとシンプルに進みたいのに、実際の自分はすぐ焦ったり、ゼロ百で決めつけたりしてしまう。このズレに振り回されている人は多いんじゃないでしょうか。 この本は、そのズレを「性質」として一度見直すことで、やりたいことに近づきやすくしてくれる内容だと感じました。たとえば、やりたいことを“遠くの特別なもの”として扱ってしまう癖に気づけたり、何かを始めるときにいきなり収入をゼロにしないほうがいい理由が腑に落ちたり、夕方の自己否定を薄めるために「小さなステップ」をどう置けばいいかがわかったりします。大きく変わるというより、無駄に自分を追い込むスイッチを切る方法が少しずつ見えてくる感じです。 特に「人のためにならなきゃ」と無意識に考えてしまう人や、「察する力」が強いがゆえに委縮しやすい人には、かなり実感を持って読めると思います。派手な変身ではなく、フラットに戻れる環境づくりを積み重ねることで、結果としてやりたいことに手を伸ばしやすくなる。そんな現実的な視点が多い一冊でした。 こんな人に刺さると思います。やりたいことはあるはずなのに、焦りと繊細さの両方に足を引っ張られている人。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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