
なぜか聴きたくなる人の話し方
秀島 史香
株式会社朝日新聞出版 / 2022-05-20
この本について
人と話していて、「あ、今ちょっと相手に負担かけたかも」と後で思い返して落ち込むこと、けっこうありませんか。僕も話す内容が多いとつい全部出そうとしてしまって、結果として相手の反応が薄くなり、余計にモヤモヤすることがあります。会話ってシンプルなようで、気づかないところに小さな摩耗が積み重なっていくんですよね。 この本にあった「話したいことが10あっても半分で十分」「短めの一文で区切る」「相手のためのスペースを残す」という視点は、自分の癖を客観的に見直すきっかけになりました。名前で呼ぶ、数秒の“間”を怖がらない、小さいシーンごとに話をまとめるなど、どれも大げさじゃないのに会話の温度が変わるものばかりです。僕自身、オンライン会議で空気が固まりがちな場面でも、この「余白」を意識するだけで相手の表情が少しほぐれるのを感じました。 派手なテクニックではなく、「相手に負荷をかけない」ための具体的な工夫が淡々と並んでいて、どれも今日から試せます。会話に疲れやすい人、つい説明しすぎてしまう人、そして「感じよく話したいけど頑張りすぎるのも違うよな」と思っている人に、静かに効く本だと思います。
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