
自動化経営の教科書 小さい会社がたった3カ月で変わる!RPA活用プロジェクト
兎澤直樹
日経BP / 2022-05-27
この本について
仕事で「これ、毎週同じことしてない?」と気づきつつも、じゃあ何から手をつければいいのか分からないまま時間だけ過ぎていくことってあります。自動化に興味はあるけど、業者に相談すれば全部解決するわけでもないし、社内に強い人材がいるわけでもない。そのあたりのモヤモヤに、この本はかなり現実的に向き合ってくれます。 読者が保存していた部分を見ても、刺さっているのは「自動化すれば楽になる」みたいな願望ではなくて、もっと地に足のついた悩みです。たとえば顧客向けの自動化と従業員向けの自動化は目的が違うとか、人によってアウトプットが変わる現場でどう業務を整理するかとか。さらに、不動産検索サイトから物件情報を取るような“実際に売上につながる”作業を自動化しているケースが出てくるあたりも、単なる効率化の話に終わらないポイントでした。 読んでみて感じたのは、「ツール選び」よりも「この会社はどこを軽くしたいのか」を言語化するプロセスが一番の価値だということです。週休3日を実現するために、全員が勉強する時間をつくる。そのためにRPAを使う。こういう“運用側の意思”が具体的に描かれているので、自社では何を優先すべきかが見えやすくなります。 自動化を“導入すること”ではなく、“使いこなすチームを育てたい人”には特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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