
経理業務の基本 この1冊ですべてわかる
小島孝子
日本実業出版社 / 2022-01-20
この本について
経理をやっていると、「結局これはいつの費用にすればいいのか」「資産に入れるのか、ただの修繕費なのか」「帳簿と実態が微妙にズレている気がするけど何を見ればいいのか」みたいな小さな迷いがずっと残りませんか。私もまさにそうで、毎月の締めのたびに同じところでつまずいていました。 この本は、経理の“暗黙の前提”になりがちな部分を、実務の流れに沿って言語化してくれます。発生主義や費用収益対応といった原則が、抽象論ではなく「なぜこの処理が必要なのか」という因果で説明されているので、判断基準がぶれにくくなる感覚があります。また、資本的支出と修繕費の線引きや、源泉所得税の納付期限、少額資産の扱いなど、現場でいつも判断を求められるポイントが丁寧に整理されていて、迷ったときに“戻る場所”ができるのがありがたいところです。 さらに、収益構造から業務サイクルを理解しないと経理処理は当てはめられない、という視点も個人的には刺さりました。帳簿の付け方よりも、そもそも何が起きている会社なのかを把握することの大事さを改めて思い知らされます。 経理を「作業」ではなく「会社の現実を正しく伝える仕事」として捉え直したい人に特に合う一冊です。
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多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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