
リセットの習慣 (日経ビジネス人文庫)
小林弘幸
日経BP 日本経済新聞出版 / 2022-08-03
この本について
仕事が詰まってくると、理由もなくそわそわしたり、家に帰ってもスイッチが切り替わらなかったりしませんか。僕も「なんか流れが悪いな」と感じる日が続くと、そのまま週末まで持ち込んでしまうタイプなのですが、この本を読んでから、そういう“悪い流れ”に気付いた時の対処がだいぶ変わりました。 小林さんの話は「メンタルを強くしよう」とかではなく、もっと地に足がついたものです。たとえば、呼吸が浅くなる→判断が鈍る→動きにくくなる、という“流れ”を自律神経の側から説明してくれるので、「ああ、確かにあの時こうなってたな」と自分の生活にそのまま重ねやすいんです。深呼吸や猫背をやめるといった小さな動きでもリセットできるし、逆に放置すると、どんどん身動きがとれなくなる理由もよくわかります。 もうひとつ印象的だったのが、「一日の流れをイメージする」「木曜日をリセットデーにする」など、すぐに使える工夫が多いこと。劇的に人生を変えるというより、日常の“詰まり”をほぐす感じに近いです。僕は朝の1分イメージだけでも、焦りが減って、仕事の入り方が変わりました。 自分の調子がどこで崩れやすいのか知りたい人や、頑張るより“整える”ほうが必要だと思っている人には、静かに効く本だと思います。
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