成功は一日で捨て去れ(新潮文庫)

成功は一日で捨て去れ(新潮文庫)

柳井正

新潮社 / 2012-04-01

累計読者数5
平均ハイライト数 19.4件/人
推定読了時間 約3時間30分
star総合評価 58/100
start序盤集中型

この本について

仕事をしていると、「なんでこんなに会議ばかりなんだろう」「お客さんの方を向くって、結局どういうことなんだろう」といったモヤモヤを抱える瞬間があると思います。自分なりに頑張っているのに、会社全体がどこを目指しているのかよく分からない。現場の感覚と組織の動きがズレている気がする。そういう違和感って、意外と誰も言語化してくれません。 柳井さんの『成功は一日で捨て去れ』は、そのズレを直視させてくれる一冊でした。抜粋にもあるように、現場に立ち返ることの大切さや、組織が「仕事のつながり」で成り立つべきだという指摘は、頭では分かっていても、日常の中でつい置き去りにしてしまう部分です。また、小さな成功ほど執着してしまう自分に気づかされるところもあり、「変えないといけないのは、自分の“見に行く姿勢”なんだな」と腹落ちしました。危機感を煽るというより、淡々と「実際どう動いているかを自分の目で確かめよう」と言われている感じで、妙に背筋が伸びます。 会社の仕組みに振り回されている気がする人や、「役割は果たしているのに、本来の目的に向かえている実感がない」と感じている人には、特にしっくりくると思います。読んで劇的に何かが変わるというより、自分の仕事を現場目線で見直すきっかけを静かにくれる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」新たな信念のもと、フリース、スキニージーンズ、ヒートテック、ブラトップなど数々のヒット商品を生み出し、グローバルな挑戦を続けるユニクロ。しかしその背後には大企業病の阻止、後継者の育成、海外展開、社内構造改革等への弛まぬ努力の連続があった。世界一を目指す組織はいかにして作られたのか――経営トップが明かす変革の記録。
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