
新版 科学がつきとめた「運のいい人」
中野 信子
サンマーク出版 / 2023-08-31
この本について
最近、「自分は運が悪いのか、それとも判断を間違えているだけなのか」みたいなモヤモヤを抱える人、多い気がします。やる気が続かなかったり、目標を立てても途中で自信がなくなったり、逆境が来ると一気に心が折れそうになったり。自分も同じで、調子の波に振り回されることがよくあります。 この本が面白いのは、いわゆる“運の良さ”をスピリチュアルではなく、行動と脳の仕組みから扱っているところです。たとえば、自分の「しあわせのものさし」を持てるようになると、他人の価値観に飲まれずに目標を現実的に設定できるので、脳がちゃんと動き出すという話があります。また、マイナスの出来事が起きたときに、いったん受け止めてから「ではどうするか」に切り替える人ほど、結果として運がいいと言われやすい行動パターンをとっていることも書かれています。さらに、夢を頭のどこかに置き続ける習慣が、セレンディピティーをつかむ準備になるという視点も、日常に落とし込みやすいと思いました。 大げさな成功論ではなく、自分の感覚を整えながら生き残っていくための“現実的な運の使い方”が知りたい人に向く本です。自分を雑に扱いがちなときほど、こういう視点に助けられる気がします。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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