
日本全国、全部署回覧! うちの職場がムリすぎる。
沢渡 あまね
すばる舎 / 2023-03-19
この本について
職場で「なんでこんなに動きにくいんだろう…」と感じる瞬間、けっこうありますよね。ローカルルールが幅をきかせていたり、言っても無駄だと思わせる空気があったり。自分の地頭や意欲とは関係なく、いつの間にか思考しない側の人間に寄っていってしまうあの感じ、僕も何度も味わってきました。 この本がいいのは、そんなモヤモヤを「構造として説明してくれる」ところです。誰かがダメなんじゃなくて、環境が人を思考停止させる仕組みになっている。その上で、半径5メートル以内の改善とか、外の視点を入れるとか、現実的にできるアクションに落とし込んでくれるのがありがたいんです。許可を求めるか悩んで動けなくなる場面も、「やってから考える」という別の選択肢があるんだと気づかせてくれます。 職場を劇的に変える…みたいな話ではなくて、「自分の足元から景色を変える」ためのヒントが静かに積まれている本です。組織の思考習慣がどう育つのか、なぜ変わらないのかも丁寧に言語化されていて、読んでいると自分の職場の風景がそのまま重なってくるはず。 「今の環境で、どうやったら自分の思考を潰さずに働けるか」を知りたい人に刺さると思います。
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