
コンサル脳を鍛える【BOW BOOKS015】
中村健太郎
BOW&PARTNERS / 2023-02-22
この本について
仕事の文章を書いていて、「なんか伝わってないな…」「説明しているつもりなのに、相手の解釈がバラけるな…」というモヤモヤ、僕もずっと抱えていました。根性や語彙力の問題じゃなくて、そもそも日本語の使い方そのものが曖昧だったんだ、と気づかされたのがこの本でした。 読者の方が多く保存していたのも、「言葉によって思考する」「曖昧な形容を放置しない」「指示語に頼らない」といった部分で、まさに“自分がつまずいていた点”に直球で刺さるんですよね。例えば「かなり」「多い」みたいな、普段さらっと使っている言葉がどれほど思考を鈍らせているかを突きつけられたり、「一文一義で全部書き出す」という超地味な作業が、実は論理を磨く最短ルートだと示されていたりします。 それに、文章の作り方だけでなく、砂漠と森の環境差から日本語の曖昧さを説明するような視点もあって、自分が曖昧に書いてしまう理由まで腑に落ちるんですよ。そこが理解できると、相手の誤読を減らすために何を直せばいいかが、ようやく具体的に見えてきます。 「伝わらない理由が“根性”ではなく“構造”の問題かもしれないと感じている人」に、静かに効いてくる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
読書の順序
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