
オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉
島沢優子
竹書房 / 2023-05-01
この本について
仕事でもチームでも、同じところをぐるぐる回っているような感覚ってありませんか。頑張っているのに、前に進んでいる実感が薄い。人を育てる立場でも、自分の判断に自信が持てない。そんなときに、オシムの言葉を読むと「視点の置き方そのもの」を少しだけ動かしてくれる感じがありました。 特に刺さったのは、結果ではなく“プロセスを見る力”を徹底していたところです。ミスをしても、チャレンジしたかどうかを見逃さない姿勢。これは仕事の場でも同じで、成果ばかり追うと人は硬くなるけれど、挑戦を評価されると自由に考えられるようになるんですよね。もうひとつ、選手に「自分で判断する習慣」を求めていた話も印象的でした。指示に従うだけでは成長できないし、判断する準備が日常に積みあがっていくという指摘は、まさに自分にも当てはまるなと感じました。 そして、強化は“教育し合える関係性”だという考え方。誰か一人が頑張るのではなく、全員が学び合うことでチームとして成熟していくという視点は、職場の空気づくりにもそのまま応用できます。完璧な理想論ではなく、現場の言葉として腹に落ちるのがこの本の良さだと思います。 自分で考えて動くチームをつくりたい人に、静かに効いてくる一冊です。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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