
朝イチの「ひとり時間」が人生を変える
キム・ユジン and 小笠原藤子
文響社 / 2023-04-06
この本について
仕事や人間関係に追われていると、「自分のための時間ってどこにあるんだろう」と思うことがよくあります。夜にやろうとしていたことが急な誘いで流れたり、疲れすぎて何もできずに一日が終わったり。自分の意思で使える時間がこんなに少ないのか、と気づくときほど、モヤモヤは大きくなるものです。 この本がおもしろいのは、明け方の時間を“頑張りの時間”ではなく、“ボーナスタイム”として扱っているところでした。計画どおりに動けなくてもいいし、何もせず休んだならそれで午後が少し楽になる。そのゆるい視点が、朝活と聞いて抱きがちなプレッシャーを一気に軽くしてくれます。また、起き抜けの5秒で動くというシンプルな習慣や、白紙に気持ちを書き出す時間をつくることで、外の予定に流されっぱなしだった一日が、自分の意思で少しずつ動き始める感覚もありました。 さらに、他人の予定や評価よりも、自分との小さな約束を優先してみる。たとえば「今日はベッドだけ整える」「明日は朝にお茶を飲むだけ」など、本当にできる範囲を自分で決めて守るだけで、落ち込んだ日でも“まだ大丈夫だ”と思える。そんな現実的な工夫が丁寧に描かれています。 人のペースに振り回されやすい人、自分の時間を取り戻したいと思っている人に静かに刺さる本でした。自分を追い立てるためではなく、自分を回復させるための朝時間を知りたいときにちょうどいい一冊です。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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