
グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない (&books)
ロバート・ウォールディンガー, マーク・シュルツ, and 児島 修
辰巳出版株式会社 / 2023-06-20
この本について
人とのつながりを大事にしたい気持ちはあるのに、忙しさや気まずさに負けて、つい後回しになってしまうことがあります。仕事に集中したいのに気が散る、SNSを見るだけで疲れる、家族やパートナーとの会話がどこかギクシャクする…。自分でも理由がよく分からないまま「このままでいいのかな」ともやもやしている人は、多いんじゃないでしょうか。 『グッド・ライフ』は、そんな日常のつまずきを「関係性」という視点から静かに整えてくれる一冊でした。人間関係は筋肉のように放っておくと衰えること、そして私たちの幸福度が“どれだけ誰かと関わっているか”に強く影響されていること。こうした当たり前に見えることを、長期研究の知見をもとに、生活レベルの行動へ落とし込んでくれます。たとえば、ただ相手を理解しようとする姿勢だけで、対話の質が変わること。あるいは、人生を複雑なものとして受け入れ、それでも注意を向けたい相手を一人選ぶこと。その小さな選択が、自分の時間の使い方そのものを変えていくところが、この本の現実的な効き方だと思いました。 「人間関係を大事にしたいのに、具体的に何をすればいいか分からない人」にとくに届く本です。自分の幸せの“エンジン”をどこに置くかを、少し落ち着いて見直したいときに。
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