
話し方すべて
桐生稔
かんき出版 / 2023-07-24
この本について
人と話すとき、急に緊張したり、うまく続かなかったり、自分でもよく分からないモヤモヤが残ることってありますよね。相手の目を見すぎて固まったり、逆に自分の評価ばかり気にして空回りしたり。僕自身、仕事の場で何度も同じことを繰り返してきました。 この本が面白いのは、「話し方を劇的に変える」みたいな派手さではなく、明日そのまま使える“わずかな視点の調整”が積み重ねられているところです。たとえば、相手のスピードや表情をうっすら合わせるだけで距離が縮まる感覚とか、会話を続けるときは新しい話題を探すよりも、前の会話からひとつ拾い直せばいいという安心感とか。「評価されたい」から「相手に向ける」に意識を切り替えるだけで緊張が下がるというのも、読んでから実際に体感しました。 もうひとつ個人的に効いたのは、行動を1/100まで細かくすると実践できるという考え方です。いきなり会話上手になる必要はなくて、まずは挨拶だけ、自分から一声かけるだけ…その小さな積み重ねでいいんだ、と肩の力が抜けました。 人と話すのが苦手というより、「どう振る舞えばいいか分からない」と感じている人に特に刺さると思います。丁寧に相手を見て、少しずつ話せるようになりたい…そんな人にじわっと効く一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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